【人生のターニングポイント】東京に行くと決めた日。

愛される美容室経営

市川/東船橋アヤラ小山田絢一

【Q】お酒やお米が有名で、

日本海に面しているちょっと縦長な形をした、

新鮮なお魚がたくさん取れる県と言えば？？

【A】新潟県

という事で僕は新潟県出身なんです。

お米が美味しくお魚も新鮮なのでお寿司も美味しい。

そんな結構いい所です。

田舎か都会か？って言われたら僕の住んでいる地域は田舎かなぁ。

だからか、就職する学生と進学する学生が半々くらい？

関東だと進学する割合の方が多そうですよね。

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ふと当時を思い出しました。

高校生3年生になった僕は就職するか進学するかどちらか選ばなくてはなりません。

選ばなくてはなりません、と書きましたが僕の中ではもう決まっていました。

『おら、東京さいくだ！！』

実際はそこまでなまってはいないんですが田舎から東京へ上京するイメージのセリフです。

東京に行きたい！っていうのは決まってる。

さて、じゃあ何をするか？

行きたいという思いだけが先走ってしまいます。

働くにしても、学校に行くにしても目的なくフラフラと行くわけにはいきません。

もし何の決意もなく上京していたなら、僕は今頃新宿駅で寝泊まりしている人生だったかもしれません。

東京へは行きたいけど特別何かやりたくて仕方ないことがあるわけでもない。

そんな僕がなぜ美容師になろうと決め、今に至るのか。

中学生のころからその兆候はあったように思います。

昔から髪をいじるのは好きでした。

自分のくせ毛がコンプレックスだったから、なんとかカッコ良くなりたいと思って髪型にはかなりのこだわりがありました。

朝なんて両親に『いつまで髪いじってるの？！』『いい加減にしなさい！』って言われるくらい。

でも憧れの美容師さんがいるわけでもありません。

しいて言えばビューティフルライフの木村拓哉さんがめっちゃかっこよかった。

あ、でもそれは美容師になろうと決めてからの放送だったから違うか。

美容に関心はあるけど美容師になりたいってわけでもない。

そんな時に決め手となる出来事があったんです。

僕の人生を変える大きな出来事。

それは東京の美容学校へ見学に行かないか？という地元の友人からのお誘い。

お誘いだったか、僕が無理やりついていったかは今では覚えていませんが、それが人生の大きな起点になろうとは思ってもいませんでした。

不思議な巡り会わせがあったのです。

高校生が何の伝手もなしに一人で東京の美容学校へ見学に行くのはハードルが高い。

その頃の僕は少々消極的な一面もあったので。

だから東京へ行くチャンスは魅力的でした。

それから数日後、意気揚々と2人で東京へ。

誘ってくれた地元の友人の姉さんがそのころ東京に住んでいた、というのもあって僕と友人は戸惑う事はありませんでした。

初めて行った東京の美容学校。

ロットというものを触り、シザーというものを持たせてもらった。

ウィックという人形の髪に触れカラーを体験させてもらった。

デモンストレーションでは偶然にも僕が指名され、そこで初めてワインディングの難しさを知った。

先輩たちはみなカッコよくキレイで輝いて見えた。

何もかもが新鮮でキラキラしている世界。

とても魅力的。

この日を境に僕は、美容の虜になった。

一緒に行った友人と共にしたとても魅力のある世界。

地元に帰ってからもあのきらきらとした世界が忘れられなかった。

自分も同じステージに立ちたい。

その思いは日ごと増していきました。

その頃高校ではいろいろな会社から求人表が届いていました。

建築業、製造業、サービス業、そして美容業もあった。

ぼんやりとしていた僕の気持ちはもう固まっています。

僕が手にしている求人表はすべて美容室関係。

さぁ、これからはどの会社の面接を受けるかを考えなければ。

そこからはもうまっすぐに美容師一筋。

そして今に至るのです。

人生本当にどこにターニングポイントがあるのかわかりません。

一緒に美容学校に行った友人も今でも美容師をやっています。

東京に出てからそれぞれ別々の美容室で働いた。

そこでお互いに技術を磨いた。

場所は違えど美容が好きという気持ちは変わらない。

そして思い返せば6年前。

僕は独立をすると決めた。

そんな僕の目指す美容室のカタチを2人でよく話し合った。

こういう風な美容室をやりたい。

何年後にはこうなってああなって、ワクワクするような話。

そして僕が独立をし、お店をオープンしてから半年後。

僕の誘いに彼はのってくれた。

お店が離れているため今までのお客様は誰もいない。

顧客ゼロからの再スタートだ。

それでも、新たなる道を選んでくれた。

そして、今ではとてもとても身近な存在。

彼は今アヤラの店長だ。

なくてはならない存在になっている。

美容師というきっかけをくれた幼馴染でもある店長と今では共に働いている。

あの時誘われなかったら、

あの時美容学校に行かなかったら、

僕の人生は全く違ったものになっていたに違いない。

運命のターニングポイント。

人生何があるかわからない。

誘ったからには絶対に後悔させるわけにはいかないと思っている。

『あいつの話にのって良かったぜ！』と思ってもらえるように。

これからも全力疾走で突っ走ろうと思ってます(^^)/

さぁ、

ガンバろっ。

いつもお読み頂きありがとうございます<(_ _)>

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