誰もが通る道なのに、甘ったれていた自分。

独立して美容室経営者になった

美容師が書く経営ブログ

『こ、腰が痛い…』

『あと何回やるんだろう…』

20年近く前の事…

僕が入社して

配属された店舗はサイドシャンプー。

何にもできない僕（18歳）は

毎日シャンプー練習の繰り返し。

そして

慣れない体制での練習に腰を痛めた。

（と、いっても一時的なやつ）

その時の僕の心境…

『こんな連チャンでシャンプー練習させられたから、腰悪くしちゃったよ…』

そのうえ…

『腰を痛めるほど頑張っている自分を認めてくれー！』

…

…

…

なんてアホな新人だったかと、

今では反省してます…

時間を使ってくれている先輩の事など露ほども考えなかった。

仕事を覚える事が【仕事】という事も考えもしなかった。

誰もが当たり前に

誰もが通る道であるシャンプー練習。

甘ったれてましたねー。

誰もが通る道

4月。

多くのサロンでは新人さんが入社されたのではないでしょうか？

うちもみんな頑張ってますねー。

アヤラに入社した子達はマジメで一生懸命です！

（僕の時とは大違い）

入社してサロンの1日がなんとなくてわかってきたかな？

毎日が新しい事の連続。

新鮮で刺激的で楽しい！

って思える人ばかりならいいんですけど…

覚える事が多い…

お客様と話すのって難しい…

足が痛い…

なにをしたらいいのかわからない…

なんて思いしてませんかー？

え？

してる？

まさに？

うんうん。

そう、

これは美容師新人さんあるある！

誰もが通る道だから。

…

…

…

みんなそう

入社したては覚える事多いよ。

入社したてはろくに会話できないよ。

入社したては足がめっちゃ痛くなるよ。

入社したては何をしたらいいかわからなくなるよ。

でも大丈夫。

目の前にいるあの先輩も、

沢山のお客様から指名を頂いている

あの先輩も。

みーんなそうだから。

美容学校時代は2年という歳月をかけて、

美容師国家試験合格する！

という一つの大きな目標を目指した。

サロンで覚える事もそれと同じ。

まずはスタイリストに！

（その後は売れるスタイリストに！）

という大きな目標を目指して

最初に覚える事は、

そりゃぁ多いさ。

どこの会社に行っても当たり前。

でも、ほら、

頼りなさそうに見える

あの先輩だって

今は考えなくても自然に動けてる。

毎日の繰り返しはいずれ習慣になり

考えなくてもカラダは動くようになる。

頭も働くようになるって。

そのうち今できなかった事なんて

なんでできなかったんだろう？

くらいになる。

後輩ができた時

『私も、なーんにもできなかったんだから。』

『大丈夫だよ！』

『誰もが通る道だから！』

って言う日がくるさ。