『他人は変えられない』のか？

独立美容師奮闘ブログ

アヤラ　小山田絢一

他人は変えられないのか

『他人は変えられないのだから自分が変わるしかない』

という言葉をよく聞きます

上司、部下との教育問題や

職場の人間関係に悩んでいる人に対してのアドバイスとして

よく使われる言葉です

僕も、今まではよく引用してきましたが、

今はこの言葉に違和感を感じます

第一に『他人を変える事は出来ない』は本当か？

と疑います

実際僕は、

現在まで様々な人と出会い、

その人達の言葉で変わってきました

180度考え方が変わった事だってあります

人は、

他人の言葉で変わる事ができるのです

だから

『他人は変えられない』と言っている人は

『他人を変える事が出来なかった事を正当化している』

だけなんです

コスパ良く働く、という感覚

隙があればサボろうとする人にだって、

どんな人間でも向上心はあります

お金を稼がなきゃ、

という気持ちもあるし、

仕事しなきゃ、

という気持ちがあるから

勤務態度はどうあれ、

出社はしているわけです

出社する、

という最低限の行動は出来ているんだから、

あとは仕事の精度を上げていった方が

自分にとっても良い結果になる事をわかってもらえばいい

サボる人、練習しない人、意欲のない人は

必要最低限で働いて

お給料をもらう事が最も効率がいい、

と思っており、

全力を尽くす事を

損と考えます

全力を出してもすぐにお給料に反映されるわけじゃないから

ほどほどにやろう、と

そういう考え方の人に、

頑張ろう！と

精神論で説いても無意味なのです

消えているロウソクの火を、

まずは灯してあげないと、

火は大きくなるはずはありません

最も効率がいいのは

サボることではなく

『自己投資であることを』

そういう人は知らないんです。

変わりたくなるように

僕は本気で、

こう思っています

『他人は変えるのではない』

『変わりたくなるように促してあげればいい』と

人は、

『自分が変わろうと思った時に変わるもの』

そのきっかけを与える事はできる

そのきっかけを与え続ける事すらも

『変えられないから無理』

と言って放棄しているとしたら、

それは上司の思考と行動が

足りていないからです

今日言って明日変わる、

なんて事はありませんから、

他人は変えられない、

という言葉の本質はここにあるのだと思います

もちろん、

いかなる促しを与えても変わらない人もいるでしょう

でも、

『出来ない理由』を先に考えてしまうとしたら

その思考が問題です。

失敗しても致命的にならない行動は

恐れずやるべき

『考えるよりまず行動』です

やる気の火を、

炎にできるか、

してしまうかは上司次第です