美容師の新人がすぐに辞める原因のひとつはコレ

独立美容師奮闘ブログ

アヤラ　小山田絢一

目標は数値化する

せっかくvisionや目標があっても『絵に描いた餅』に終わってしまう

そんな経験は誰にでもあると思います

なぜか？

visionや目標が『数値化』されていないからです

例えば『地域で一番の美容室になろう』という目標は悪くない

でもそれだけではダメで、

なんで一番になるのかを具体的な数値に落とし込んだ方がいい

スタッフの離職率、

お客様のリピート率、

客単価、

売上、

何でもいいのですが

特に大事なのが『目標』と『期日』というふたつの数値化です

『個人年間売上2000万円』という目標が決まったら、

期日を1年後だとすると、

1年12か月で割ると、

月に166万円

それを4週間で割ったら

1週間に約42万円

42万円を5日で割ると

1日8.4万円

8.4万円を時間で割ると時間単価がでて…

とどんどん細分化されてくる

と、ここまで数値化されると、

ようやく『じゃあそのためには何をしないといけないのか』と具体的に考えられるわけです

そんな簡単な事、と思うかもしれませんが、

意外にやっていない人が多いんです

小さな成功体験の積み重ね

数値化のメリットは

『楽しくなる』『楽観視できる』という事があります

レストランでの話ですが、

皿洗いをしているアルバイトで元気のない子がいました

『1日何皿ぐらい洗うの？』と尋ねると『数えた事ない』と

『そしたら1日何枚お皿洗っているか、数えてみたら？』と提案をしてみました

1週間後、ちょっとテンションが上がっている

彼は『700枚洗いました！』と元気に答える

『じゃあ今度は1分に何枚洗えるかチャレンジしてみたら？』と

数値化すると『ここまでやれた！』という手応えが感じられるから楽しくなる

単純作業でも『今日もただしんどかった』というのと『今日は1000枚洗えた！』というのでは意味がまるで違うんです

シャンプーも、ワインディングも同じです

小さな『成功体験』を積み重ねる事で、『成長実感』が起こりやりがいが生じてきます

新卒で美容師になりたての子がスタイリストになる前に挫折してしまう大きな原因が

『成功体験を与えていない事』にあります

スタイリストという目標に到達する為の『小さなゴール』を設定する事

目標を数値化して具体的な行動まで落とし込むクセがつけば、

達成率がぐっと上がります

～目標は数値化する～

management　visionより