経済雑誌の取材の依頼が舞い込んできた。ひと通り話を聞いた僕は、こう決めた。

独立して美容室経営者になった

美容師が書く経営ブログ

先日こんな電話がかかってきました。

『小山田代表に取材の依頼をお願いしたく、お電話致しました。』

との事。

取材の依頼？

営業電話じゃないの？

直感的にそう思ったんですけど、聞くだけ聞いてみるのも悪くないかな。

そう思った僕は、

30分後に手が空くので再度電話して下さいと伝え、話を聞いてみる事にしました。

経営者向け雑誌からの取材依頼

電話で話した内容ほぼまんまを再現してみましょう。

オヤマダ

再度のご連絡ありがとうございます。

アヤラの小山田です。

経営者向け雑誌AのIさん

突然のお電話失礼いたしました。

私、経営者様を取材し記事にさせて頂いているAという雑誌のIと申します。

小山田代表を是非取材させて頂きたいと考えております。

…

…

…

雑誌の名前が出てきたので、電話をつなぎながら同時進行でその雑誌名をネットで検索してみます。

出てきました。

電話で話をしながら、検索も進めていきます。

オヤマダ

僕の周りにも素晴らしい経営者の方はたくさんいらっしゃるのに

何で僕なんですか？

経営者向け雑誌AのIさん

今回帝国データバンクの企業調査のデータで

アヤラ様が法人企業として高い信用があるというデータを拝見いたしまして、

会社の代表である小山田代表に経営に関するお話を聞きたいと思いました。

経営者向け雑誌AのIさん

そこで、そんな会社を指揮している小山田代表を記事にさせて頂ければと思いました。

…

…

…

オヤマダ

帝国データバンク？

あの帝国データバンク？

登録した覚えもないし、勝手に登録されるものなのかな？

評価されてるっぽいのは嬉しいけど、

なんか怪しさもあるけど、もう少し聞いてみよう。

帝国データバンクをググりながら電話を続ける。

…言わずと知れた日本国内最大手の信用調査会社。

更に聞いてみる。

オヤマダ

どういった取材なんですか？

経営者向け雑誌AのIさん

タレントさんをお呼びしてその方との対談インタビューという形で取材させて頂いております。

小山田代表にはタレントのDさんがインタビュアーとしていらっしゃいます。

…

…

 …

タレントのD。

僕ら世代ならだれもが知っているであろうタレントだ。

嘘かと思ってホームページを検索してみると実際の対談写真や記事も出てきた。

どうやら嘘ではないらしい。

オヤマダ

タレントのDさんがサロンまでいらっしゃってそこで話をし、記者の方が記事にしてくれるという事ですね？

カメラマンも同行されるという事で。

経営者向け雑誌AのIさん

さようでございます。

日程とお時間は～～

…

…

…

その他、説明があり大体の事は把握できた。

今回は美容室経営（中小企業）の経営者の枠がひと枠設けてあり、何故か僕に話が舞い込んだ。

しばし考えているとIさんからこんな話が出てきた。

経営者向け雑誌AのIさん

小山田代表、事前にお伝えしておくことがございます。

経営者向け雑誌AのIさん

私共の会社はご説明させて頂いた通り、

タレントを起用したインタビューを記事にする事で成り立っております。

交通費、ギャラ、諸費用をあわせますと結構な金額になります。

そこで皆様にお願いしておりますのが5万円の費用を負担して頂きたいということなんです。

この5万円には取材費用、広告費用、手数料、いろいろな意味がございますが、ご納得頂いた上での取材となります。

オヤマダ

………

………

オヤマダ

今までも雑誌に載せて頂いたり取材はあったけど、

こちらが金銭を支払っての取材か…

そういうことか…

オヤマダ

分かりました。

明日まで時間を下さい。

…

…

…

という事で検討する事にした。

そして

金銭を支払っての雑誌掲載はよくある事。

ヘアカタログなんかでもたまに営業の電話が来る。

そういうのは全部お断りしているのだが…

そして、

この5万円という金額をどうとるか。

直感的に金額がそれほど高いとは思わない。

しかし費用対効果、で考えるとどうだろう。

集客にはつながらないし経済誌だから求人にも結び付かないだろう。

この雑誌を見たからアヤラに入りたいという人が現れるとは思えない。

スタッフへの影響としてプラスになる言ったところかな…

オーナーが取材される事のプラス…

その後、

雑誌Aをサーチして今回の依頼を受けるかどうか再検証。

そして僕の中で結論を出しました。

…

…

…

…

…

断るという結論を。

断った理由

【理由その1】

スケジュールが難しかった。

出来ない事はない。

出来ない事はないが、無理してまで受ける依頼だろうか？

と思った時点で心は決まっていたのかもしれない。

【理由その2】

5万円出して僕が得意げに取材を受けていると思われても嫌だなぁ、と思った。

サーチしていると、雑誌Aの事は出てきます。

深く追求すると取材に5万円かかる事もわかります。

別に誰も調べないと思うんですけど、ね。

お金払ったらやっぱり広告宣伝っていうイメージが大きくなる気がする。

それで雑誌出てドヤるのもどうかな、と。

じゃあドヤらなきゃいいじゃん、って言われるかもしれないんですけど、

ドヤらないんだったら取材を受ける事もないなと。

情熱大陸とかだったらもう、ドヤっちゃう。

誰にも言ってないのに、

『あ、小山田さん雑誌載ってたね～！』

なんて言われるのが僕の一番の理想なんですけどね。

まだまだ。

まだまだ。

今後は

あ、参考までに…

この会社をサーチしてみて悪い印象はなかったですよ。

たまたま僕はお受けしなかったですけど、

細かい事考えずに5万だったら面白そうだしやってみるか～！

位の気持ちの方がいいのかもしれない。

【今後はどうしても取材したい経営者】

になれるように頑張りまっす。

オファーお待ちしてまーす(^^)