細かいルールをあいまいにしていると会社は大きくならないと思う理由。

独立して美容室経営者になった

美容師が書く経営ブログ

独立して7年。

やっと細かく創り直しはじめましたよ。

今までもありましたけどね。

そこまでは細かく創ってなかったんです。

あ、何の話かって？

会社の細かいルール作りですよ。

就業規則はしっかりと作ってあるんですけど、

5年も前に創った規則だと、今の時代の感覚と少しずれているっていうか。

だから今の時代の感覚に合わせて改正しています。

少しずつ少しずつ。

交通費の申請について

例えば交通費の支給について。

僕の感覚だと交通費の申請って不正しやすいんですよねー。

ぶっちゃけ店舗が離れていると全スタッフが今どこに住んでいるか？

なんて細かく分かるわけありません。

〇〇さんは船橋に住んでる～っていうのがスタッフの中では当たり前だったとしても、

帰るタイミングが同じにはならない僕からしたら、

スタッフの住所は入社した時に提出してもらった住民票に記載してある住所のままなんですよねー。

例え引越しをしていても言って来てくれないとわからない。

だから毎月同じ額の交通費を支給していたらもしかしたら多く支払っちゃってるかもしれない。

一応今までも定期券の領収書の提出はお願いしていたんですけど、

なくても支払っちゃってたんですよねー。

そういう所をしっかりとしていかなきゃな、と。

多く支払っていたとしてもスタッフからしたらラッキー位な感覚でしょ？

多く払ってしまっている分ちゃんと言って来てくれる人ばかりならいいんですけど

そうでもないですからねー。

実際に僕だって、過去多く給料が入っていた時ラッキーってそのままでしたもんね。

こういうスキマがあるのはまずいなーと。

ダメなことができちゃう体制だから良くないんだと。

うちにそういうことがあったとかそういうことじゃなくて

予防する体制がこれから必須だなーと。

なので交通費支給のルールについては細かく改正しました。

慶弔休暇について

次に取り組んだのが、

慶弔休暇について。

あと、遅刻、欠勤、早退について。

これについても結構あいまいだったので細かくルールを作りました。

今までは本人が言えば二つ返事で受理していたんですけど、

調べると出てくる出てくる。

え？なにがって。

身内の不幸を理由にして休む、というパターンですよ。

身内の不幸…

と言うとこちらもあまり深く突っ込めない空気が出ちゃいますがそれじゃいけないよなって。

そういう所をあいまいにしないでクリアにしておいた方が絶対に後々いい。

だってほら、もし嘘をついちゃってたらそれがばれた時気まずくなるでしょ？

どこで葬式するの？

何時から？

お焼香に行くよ。

喪主は？

なんて聞かれたらうそついてたらしどろもどろ。

双方いやーーな空気になっちゃうう。

だったら最初から、

慶弔休暇を取得する為の申請書

を創って書いてもらう、と決めればいいんだってね。

細かく申請書書かなきゃいけないんだったら嘘つくのやめようかな？って思ってほしいし。

細かいルールの本質

もう一回言うけど、

疑う、

疑わない、とか

信じてる、

信用してない、

とかじゃなくて、

あいまいになっているとこれから困ることが絶対に出てくる。

実際に疑惑が生じてからざわつくよりも前もって準備して阻止したい。

そういう思いで今頑張って作成中。

休みが欲しかったらジュンさんに相談しようって思ってもらえる会社にしたい。

嘘をつくんじゃなくてね。

（常識的に可能な限り対応するよ？）

まだまだ細かく詰めていきたいところたくさんあるけど

会社も従業員も納得する規律を創るのって難しいんですよねー。

だって規則でがんじがらめにしたいわけじゃないから。

大きくて強い会社ほど、しっかりとしたルールの上成り立っている。

そう感じています。

ルールがあいまいなのは優しさからじゃない。

企業化しきれてないからあいまいなんでしょう。

そこら辺を模索しながら進めていかないとですねー。