残業ゼロで手当を出す！目指すはWinWin！

愛される美容室経営

市川/東船橋アヤラ小山田絢一

残業ゼロ手当

残業しなかったら手当を出す。

今そういう一般企業が現れてきていますよね。

時代の流れなのかな、って思います。

残業しなかったら手当が出るって、今までだったら考えられないでしょ？

長時間労働があたり前だった今までの日本の社会が変わろうとしている。

そんな気がしました。

WinWinを目指す取り組み

残業しないと手当がもらえるっていうと、従業員にばかりメリットがあり、素晴らしい会社のように感じられますが

こういう取り組みを長期で成功させるためには、従業員と雇用側それぞれにメリットがあるWinWinの関係を創り上げないと、うまくいかないと思っています。

（実際に新しいことを積極的に取り入れようとする気持ちのある会社は素晴らしいと思いますよ）

美容室では考えられないかと思いますが、一般企業では時計の針が12時を回っても会社に残って残業しているという光景がよくあるようです。

（自分の為の練習で残ることはあるかもしれないですけど。。。）

と、なると企業側としては残業代もばかにならない。

残業しないで手当がもらえるのであれば社内が残業しにくい雰囲気になっていきます。

今まで残業代をあてにして夜遅くまで仕事をしていて多くの残業代を貰っていた社員も長時間残業しにくくなります。

となると、結果、残業なし手当を支給した方が会社側の負担額は減る、ということです。

（今現在で多くの残業手当が発生している一般企業さんがコレにあたります）

それともう一つ。

現代っ子は長時間労働で残業代が支給されるより、給料はそこそこでもプライベートの時間が多くとれる会社に入社したがる傾向にあるようなのでそこを改善していかないとこれからいい人財が取れなくなるといいます。

だから企業も残業ゼロを目指し、いい人財を獲得できる仕組みをつくろうとしているんですね～～。

いやはや、時代は変わってきていますね～～。

もちろんそう簡単にはいかない

もちろん、そう簡単にはいかないんですよね～～。

例えば、

今まで10時間かかって完了していた仕事を8時間で完了させなければいけないんですから、仕事のスピードアップはもちろんのこと、むだを徹底的に省き生産性の高い仕事をしなければいけない。

就業時間だけ8時間になって仕事の質も、スピードも変わらず、今までと同じ無駄のある（あるかもしれない）働き方をしていては仕事がたまる一方です。

そして、結末は【売り上げの減少】【企業としての衰退】

となるでしょう。

残業をゼロにし、従業員は早く帰れるけど、仕事が進まないことにより、顧客が離れ、売り上げが減少し、会社が傾いてしまっては本末転倒。

その手当はすぐになくなります。

残業をゼロにしたうえで、従業員満足、顧客満足、そして会社を存続させるためには、

従業員一人一人が自分の能力を高める努力をしないと成り立たない。

そして、残業ゼロを実施している一般企業の目指すゴールはそこなんだろうな、と感じました。

生き残りをかけた戦いですね。

美容室では考えられるのか

さて、これまで一般企業を例にとって考えてみたんですけど、

美容室でもこの手当は可能なのでしょうか？

可能ですよね！！

可能どころかこういう手当制度つくりたいって本気で思います！！

美容室でやりだしたら話題になりそうですね。

もちろん、さまざまな課題があります。

そう簡単には続かないでしょうね。

●今現在、遅くにご来店下さっていてなんとなく時間外OKな雰囲気になってしまっているお客様は？

●レジ締は？

●スピード意識が変わらないと結局意味ない？

●クオリティは維持できるのか？

●夜、ご来店しにくいお店の雰囲気になりそう？

●練習をどう考える？

とまぁ、1分考えただけでこれだけ出てきました。

やっぱり、売り上げは減っちゃうのかな～～。

時短営業に取り組まれている美容室さんは結構増えてきましたよね～。

すごいな～(*´▽｀*)

福利厚生や職場環境を充実させて働いてみたいって思ってもらえる美容室になって、

会社として魅力ある、未来が楽しみな会社にしたいと本気で思っているので、いろいろ新しいことにはチャレンジしていきたいと思っています！

残業ゼロ手当、ウチはやってるよ～～っていう美容室さんあったらどうやってるのか教えて下さーい！

もっともっといい職場にしたいですね(*^-^*)

さぁ、、

ガンバろっ。。