カウンセリング不足が招いた、美容師として恥ずべき事。

独立して美容室経営者になった

美容師が書く経営ブログ

『いつもよりカラーを長くしたい』

いつもご来店下さっているお客様からの、

ホットペッパービューティー のご来店の質問事項に記入してあったコメント。

これを読んだ僕は、

とんでもない間違いを犯してしまったのでした。。

ご来店、そしてカウンセリング

コメントを入れて下さったお客様がご来店です。

コメントは記入しやすいように誘導、と言うか質問は何でもどうぞ！といつも言っています。

だから、

コメントが入る事は珍しくも何ともなく、当たり前な感覚。

今回もそんな感じでした。

常連のお客様なので、

堅苦しくない雰囲気でカウンセリングスタート。

《僕》

『〇〇さん、こんにちは！』

『コメントにカラーを長くしたい、と記入して頂いたと思うので、今日はいつもよりしっかりと時間を置きますね！』

《お客様》

『お願いしまーす！』

…

…

…

今回も色は僕が決める。

いつもリタッチだから、

今日はリタッチ部分をいつもより広げて塗って欲しい、

と言うのを長めにと表現したのかな？と一瞬思ったのですがそうではなかったようです。

お客様の意図としても時間を長くおいて欲しい、

であっていたようです。

《ここで美容師の皆さんに質問》

カラーで時間を長くおく、で連想されるのはどっち？

①明るくなる

②暗くなる

そう、

ツーパターンあるんですよねー。

しかも真逆な結果になる。

いやー、

ひっかかっちゃいました。

恥ずべき失敗

カラーの薬剤をまぜまぜし、お客様に塗布していく。

塗りながら今日のカラーの説明だ。

いつも色はお任せが多い。

《僕》

『今日はいつものトーンダウンのカラーをよりしっかりおくので、少し暗めに仕上がる予定です！』

自信満々にそう言った僕。

…が、

そこでお客様の次の一言。

《お客様》

『え？暗くなっちゃうんですか？』

『カラーって長くおくと明るくなると思ってましたー！』

『長くおいて明るくして欲しいと思ったんですけど。。』

…

…

…

Σ（ﾟдﾟlll）

Σ（ﾟдﾟlll）

Σ（ﾟдﾟlll）

毎回トーンダウンだから今回もそうだろう、と思い込み、

時間を長くおく＝暗くする

が希望と勝手に決めつけてしまった。

カラーはもう塗り始めてしまっている。。

うわぁ。

やっちまった。

やっちまった。

やってもうた。

明るめか暗めか、

一言確認すれば良かった！

コメント書いてくれた時に気づくべきだった。

変わりたい願望があったんだ。

絶対に出さないと決めていたのに、

慣れ、が出てしまっていた。

カウンセリング不足だ！

美容師として恥ずべきこと。

甘い自分を猛烈に反省した。。

…

…

…

お客様には正直に

『このままだと暗くなってしまいます…』

『今すぐ一度、流させて下さい…』

とお願いしたのだが、

『あーー！いえいえ！』

『全然大丈夫です！グラデーションも好きだから！』

と、言ってもらってしまいました。。

なんと、

まぁ、

ホントいいお客様です。

ごめんなさい。

ごめんなさい。

次、

次、挽回させて下さい。

慣れは怖いよ。。

気をつけよう。

カウンセリングは絶対大事！