これからの為の決断…リーダーを辞める。

独立して7年の美容室経営者が書く　

美容師ブログ

毎月行っているサロンの主軸を担うべく集まった人たちのミーティング。

アヤラではこう呼んでいます。

『Leading　Player　Meeting』

スタイリストもアシスタントも男性も女性もベテランも新人も関係ありません。

『参加したい』と表明してくれた人が集まっています。

このミーティングの目的は

『リーダーの育成』

だからなるべく僕は仕切らないようにしたいと思っています。

ついつい仕切ってしまいがちなんですが、そこを抑えて見守るのがなんとも耐えがたい。

目指すべきゴールに向かって、集まったみんなが考えてきた課題を話し合って、自分たちで解決案まで導き出す。

これをやって欲しい。

僕があれやこれや指示を出していたらリーダーどころか

『考えない人達の集まり』

になってしまう。

そうなったら多店舗展開など崩壊だ。

そう、崩壊。

オーナーチェックの入っている時だけうまく潜り抜け、

普段はのらりくらり、ただなんとなくサロンワークする。

時には一括してくれるリーダーがいないとサロンは衰退します。

仲良しの集まりじゃないんだ。

ん？

ふと思いました。

『リーダーとはなんだ？』

世間でよく言われるリーダーとはいったいどんな人なのか？

多くの人が求めるリーダー像とはどんな人の事を言うのか？

今日はリーダーについて考えてみましょう。

リーダーとは

自分の考えだけで固執しないためにも調べてみました。

ちょっと調べただけでもこんなにも。

その一部をあげてみましょう。

優れたリーダーとは想像できる人。

プロジェクトというのは、0から1を生む仕事です。

これを複数の人で作り上げていくので、とても不確実な要素が多いのです。

「作るべきもの」が見えているか、

プロジェクトのゴールに辿り着くまでに何が必要か、

ある判断をするとプロジェクト全体がどうなるか、

それぞれのメンバーの負荷はどうなっているか（仕事が少なすぎたり多すぎたりしないか）、

メッセージの伝え方は間違っていないか、

などなど、

そうした全体や細々としたことについて想像できるかが大きな違いになってくるのです。

フムフム。

この分を書いた人はリーダーとは

『想像できる人』と言っています。

僕が書くなら『創造できる人』と書きますかね。

【先を見通して行動できる人】という感じでしょうか。

「要注意リーダー」のチェックポイント

忙しいアピールが多い

成果物を出さない

馴れ馴れしい

無駄なプレッシャーをかける

過去の業績を誇る

よ、要注意…

ダメなパターンのまんまにならないようにしたいですね。

お次別の記事を見てみましょう。

歴史上の偉人たちの多くは「マネージャー」ではなく「リーダー」

坂本龍馬、ジョージ・ワシントン、ナポレオン・ボナパルト、キング牧師。

 

組織における「リーダー」「マネージャー」の違い

 

リーダー：自ら先頭に立って進むべき道を示す存在

マネージャー：メンバーの一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できるように支援する存在

歴史上の偉人たちはみなリーダー。

ほーう。

リーダーとマネージャーはごっちゃになりそうだけど求められている事は全く違う。

そしてドラッカーはマネージャーの事をこう定義している。

ドラッカーが定義した「マネージャー」に求められる5つの役割

目標を設定する

組織化する

モチベーションを高め、維持する

パフォーマンスを評価する

自分も含めて部下を育成する

かの有名なドラッカー。

マネージャーとは？

なるほど。

昔読んだ本を引っ張り出して読み直そうと思います。

ところでみなさん。

こういう話を知っていますか？

…………………

…………

…

2人の石切り工がいた。

通りかかった人が2人に対して「大変な仕事ですね。なぜ石を切っているのですか」と尋ねた。

一人は「食っていくためには仕方がない」

とつらそうに答えた。

もう一人は目を輝かせてこう言った。

「大聖堂を作っているんですよ！」

…………………

…………

…

目を輝かせ話してくれる石切り工。

彼のような人だらけで構成されたサロンはどんなにいい空気で溢れているだろうか。

この話とリーダー、マネージャーを当てはめて考えてみると、

自分のやるべき事が見えてきた。

自分の役割

正直、自分が何をやったら会社にとって一番いいのか、悩む時がある。

常に模索していると言った方が正しいかな。

今でも。

たぶん、これからもずっと続いていくのだろう。

だから悩んだときは悩みのもとをインプットしてそれをブログでアウトプットするようにしている。

そうするとやるべき事が見えてくる時があるから。

これから先、自分だけが走り続けても、

気が付いたら誰もついてきていなかった…

という事にならないためにも、

僕はマネージャーとしての力をつけていかなくてはならないんだと思う。

今までは…

リーダーだった。

NO1プレイヤーでサロンの売上をあげ、売上でみんなを引っ張っていくように心がけた。

自らでキャンペーンを考え、実行した。

これから進んでいく道を照らし先頭に立って走り続けた。

すべてリーダーの役割。

組織の中では、

成果を生み出す能力を持つリーダーと、

組織を管轄する能力を持つマネージャーという

“2つの役割”を一人の人間に求めるケースが多くある。

リーダーとマネージャー、どちらも組織が飛躍するためには欠けてはならない人財だからだ。

だからいきなり僕がリーダーシップをとらなくなるわけにはいかない。

でもこれから先、少しずつ少しづつでもいいから

リーダーからマネージャーに。

と言い切ると語弊がありまくるような気がするので補足すると、

僕がリーダーからマネジメントに集中しても問題ない位の次のリーダーを育成する事が、

これからも規模拡大しながら生き残っていく為には必要不可欠だという事。

そうか、そうだよな。

僕がトッププレイヤーで居座っていては…

僕のやるべき事はみんなが

気持ちよく、

楽しく、

やり甲斐をもって、

安心して働ける環境を創る事。

と、

いう事でリーダー辞めます！！

あ、

嘘です。

まだまだ。

まだまだ。

まだまだ。

10年早い！

いや5年。

2年！

まだマネジメント一本なんておこがましい。

リーダーが2人、3人いた方が強いじゃん？

かっこつけてんじゃねーよ。

（俺－－－！！）

何役でもやってやるぜー！