伸び悩む時期に人は辞める。じゃあなぜ伸び悩む？それは…

独立して7年の美容室経営者が書く　

美容師ブログ

こういうデータを聞いたこと、

ありますか？

『アシスタント時代の練習時間が月平均20時間以下の人は、

必ずと言っていいほど

30万円〜50万円の売上で伸び悩む』

そして今、

『ほとんどのサロンのアシスタントの練習時間は月平均20時間以下である』

ということを。

人の成長曲線

練習した成果が毎日毎日、目に見えて結果に表れている時、

人は高いモチベーションを保っていられるそうです。

しかし現実はと言えば…

一本調子に伸びていける人はなんてそういないですよね。

類まれなる素質を持った人だけ、とでもいいますか。

いくら練習しても横ばいの時期があり、

壁にぶつかって超えるという繰り返し。

ほとんどの人はこれを体験します。

この横ばいの時期を

『プラトー』

コツコツと努力を続けているがあまり伸び（成長）を実感できないような時期。

と言います。

それとは逆に自分自身が伸びていることを実感できる時期を

『クライマックス』

といいあきらかに伸びを実感でき、幸せを感じる時期。

正確には時期、というよりは時間という表現の方が正しいかも。

コツコツと努力を続けている期間よりも、

伸びを実感し幸せを感じる瞬間の方があきらかに短いのだから。

自分の過去を振り返っても頷ける。

コツコツ努力していた時間は長い。

タレント、芸人、スポーツ選手だってそうだよね。

天性の才能であっという間にスターダムに上り詰めるのはほんの一握り。

多くの人は長い下積みや練習があって花開く。

花開いたからって安泰の地位なんてことは全くない。

努力して上がったステージに相応しい活躍ができなければ、

すぐに干されてしまうんだから。

美容師（美容室経営者）の一発屋には、

なりたくない。

華やかな仕事、美容師

美容師という仕事を選んだ時、

華やかな世界に行ける高揚感と嬉しさがあった。

美容師に憧れ美容学校に行く時には、

ヘアメイクやブライダルの仕事を通じて人々を美しくする場面を想像するものだ。

しかし現実、

人々を美しくスタイリングするには

コツコツと地道な練習を重ねる日々が必要不可欠。

そして多くの人たちが壁にぶつかる。

コツコツと努力しなきゃいけないプラトーの時期の壁。

もがき苦しむ時期。

成長を感じている時期には人は辞めません。

失敗し伸び悩んでいて、

うまくいかないプラトーの時期に辞めてしまう。

だからこそ、

知っておいた方がいいこと。

それは誰もが伸び悩み壁にぶつかるプラトーという時期。

その壁を超えると成長の波、クライマックスが必ずやってくる。

自分だけじゃないんだ。

そう思うだけでも、

心が楽になりませんか？

アシスタント時代

アシスタント時代に身につけた基礎技術が、

美容師人生の7割を左右すると言われているこの業界。

アシスタント時代に挫折しそうになる人は数多い…

そんな時は将来の目標を。

大きな夢を今一度思い出してみてほしい。

声に出してみんなに話す。

紙に書いて貼りだして毎日みる。

正しい努力は裏切らない。

伸びないのは何かが間違っているから。

『神は乗り越えられる試練しか与えない』

っていうでしょ？

学びの習慣

冒頭に書いたこと。

練習時間が月平均20時間以下の人はすぐに壁に当たる。

伸び悩まないために、

月の練習時間は50時間以上はこなしておくこと。

細かいことは割愛するが、

この数字もデータと根拠があるらしい。

自分の将来に対して

『時間の投資』

すらできない人が高い売上を上げることは不可能。

日々努力を積み重ねること。

みんなが言うけどなかなかできない事。

そこまでを目指していない人も中にはいると思う。

だから僕は練習しなさい、とはほぼ言わない。

自分で気づかないと無意味だと思うから。

いろいろ書いたけど、

自分の夢と目標を達成するために、

今という時間を無駄に使ったらもったいないぜ、とは思うよ。