なんの才能も持っていない僕が、美容師として生き残るためには…

独立して美容室経営者になった

美容師が書く経営ブログ

『は？オヤマダ今日も練習しないで帰るの？』

『そんなんじゃ、いつまでたってもお客さんつかねーぞ』

『すみません…』

『今日…ちょっと帰ります…』

『ま、別にいいんだけどね』

『お前が伸びないで苦しむだけだから』

今は昔

僕は20歳でスタイリストになったんです。

どうしても美容師になりたくて、高卒でサロンに入れてもらったから。

美容通信教育とスクーリング。

それこそほんとに、

全く何もできない僕なんかを雇ってくれた会社。

当時は何とも思ってなかったけど、

今思うと、とても感謝すべき環境すべきだったなぁ。

遊びたい盛りの20歳。

やっと公に酒も飲めるようになり、

田舎から出てきた僕には東京の街は誘惑だらけ。

…だったんですが、

だけど不思議とね、遊びに走らなかったんですよ。

強く心に決めた目標があったからかな。

全然遊んだ記憶がない。

それよりも鮮明に思い出すのは日々の練習。

スタイリストになってもそれは変わらず…

まだ、結果も出せていない自分。

何にも貢献できていない自分。

先輩たちが練習しているのに、

さっさと帰るわけにはいかない…

絶対に練習しろと言われているわけではないんですけどね…

だけど今思うと、

先輩たちが熱かったから、自分もつられた。

20歳と言う時を無駄に浪費せず、

練習した事で今があるのかな、

と思えるようになったんです。

プライベート？

【プライベートがやっぱり大事ですよね。】

【休みはたくさんあるのがいい会社だよね。】

今の業界の流れはこうだ。

働き方改革。

政府はこの改革を引っ提げて、躍起になって企業にメスを入れる。

プライベートや休みを犠牲にしろ、、、

なんて言わない。

こんなこと言ったら今の時代、即パワハラ認定。

言ってはいけないフレーズのひとつかもしれない。

でも…

思う事もある。

プライベートが大事。

休みが大事。

それはわかる。

大事だ。

給料もたくさん欲しい。

お客様もたくさんつけたい。

そう言う人も中にはいるかもしれない。

いや、いるよね…

…

…

…

そう、

このチグハグ感。

言ってる事と実際の行動の伴っていない感。

この先どうなりたいの？

世の中の成功者と言われる人達は、

どうして成功者と言われるようになったのだろう？

人よりも多くの時間を、

目標に向かう事に費やしてきたからだ。

僕はそう思っている。

類稀なる才能をもった人も中にはいるだろう。

そう言う人であれば話は別だけど。

ただひとつ言っておこう。

気分を悪くしてしまったとしたら、

この場をもって謝ります。

ごめんなさい。

…

…

…

おそらく、

ほとんどすべての人は類稀なる才能を持った人ではない。

100万人に1人の逸材ではないです。

当然自分も含めて。

一度見れは何でもすぐにできちゃうような才能を持った人ではないんです。

だったら何をすべきか？

もし今、

自分の納得のいく結果を出せているのであれば、

それは周りの人よりも努力したから。

人よりも多くの時間を『そのこと』に費やしてきたから。

もし今、

自分の納得のいく結果を出せていないのであれば、

もっと『目標に対して多くの時間を使うべき』ではないか？

もっと『努力し、練習するべき』ではないか？

今、

目の前にないモノを手に入れたい時、

今の行動のままで果たして手に入るだろうか。

望む未来は訪れるだろうか？

たまたま、とか

偶然、とか、

ラッキーもあるけど、それは続かない。

これは自分で気付かないといけない事。

出来るだけ早く気づいて欲しいな。

強制しても意味のない事だから、さ。

…

…

…

なーんてことを

僕は思う。

ある日の頭の中を書いたブログ。