『本気になる』ってすごく疲れるけど、『本気にならないと与えられない』モノもある。

独立美容師奮闘ブログ

アヤラ　小山田絢一

アヤラのカリキュラム

今日はアヤラのカリキュラムについてです(^^)

と、昨日のブログで予告しましたが、よくよく考えてみたら、

『ブログでアヤラのカリキュラムを事細かに書くのはとてつもなく大変(>_<)！！』

と、いう事に気がつきました。

しかも文章じゃなかなか伝わらないんですよねー。

変更だって随時あるし。。

なので、大事な事に絞ってお伝えしていきますよー！

経験を積ませたい

昨日のブログにも書きましたが、美容師は経験しなければ上手くはなりません。

どんなに先輩の技術をガン見したって、どんなにリアルにイメージトレーニングしたって、実際にやらなければ上手くならないんです。

頭の中のイメージをすぐにカタチにできるのは長年経験を積み重ねた人だけ！

経験を得る為に何度も何度も数をこなして、今のレベルに辿り着いたんです。

シャンプーもカラーもストレートもカットも理論とざっくりとした塗り方を覚えたら後はモデル。

ウイックに頼らずモデル。

モデルを行えばわからない事が必ず出てきます。

それをまたモデルで解決する。

その繰り返しがいちばん早く上達するんですよねー！

ウイックには感情はありません。

しかし当然モデルさんには感情があります。

ここもポイント。

出来るだけ知らない人をモデルにする事。

話す事なくて気まずいくらいの人こそいちばん経験になります。

だって今後、初めましてのお客様ばかりを担当するわけです。

それを早くからイメージできてたら強いですよねー！

カットモデル

と、いう事でちょっとモデル推しの圧があったかと思いますが、アヤラではカットモデルはもちろんカット以外でもモデルさんを呼ぶことを推奨しています。

特にカットモデルは大事。

少し話がそれますが、僕は陸上部時代、走り高跳びの選手でした。

例えば190センチの高さを飛びこえよう！

という目標があった時、僕は何度も何度も190センチに挑戦します。

失敗するだろうけど挑戦します。

そして何度もバーを落とし、そこで気づくのです。

『あー、ここがダメだからいつも失敗するんだ』と。

カットも同じ！

カット出来るようになりたいから何度も繰り返す。

でも、本来カットしたいのはウイックではありません。

人、です。

人を切らねばわからない事はたくさんあるのです。

ウイックで完璧に切れるようになってから人を切ろうなんて思っているのは、190センチの高さが飛べるようになったら、190センチに挑戦しよう！と言っているようなものなのです。

まずはスタートラインに立つこと。

スタートラインに立って失敗して、そこから経験すれば良いのです。

最短1年半デビュー

定められたカリキュラムを最短でクリアするには1年半かかります。

そこから半年はカットモデルとモデルチェックの期間です。

え？それじゃスタイリストになるには最短2年はかかるって事じゃん？

と、思いました？

あくまで、ウイックカットのみをやり続けた場合はそうなります。

でもね、

『ウイックカットとモデルカットを同時進行で進めていけば最短1年半でのデビューが可能なんです！』

ワンレンウイックチェック合格しました！

↓↓↓

ワンレンモデルを営業中に呼ぶ。

これはOKです。

少なくとも僕は幹部にそう言っています。

もちろん誰も手が空かない状態になったらモデルさんよりお客様優先です。

あとは出勤スタッフの理解も必要ですから前もって申請するように、と経営計画書に記載しています。

同じ様にレイヤーウイックカット合格しました！

↓↓↓

レイヤーモデルカットを営業中に行う。

これもOKです。

必ずしも夜残ってやらなくてはいけないわけじゃ無いんです。

『営業時間にモデルは呼びにくい』と思う人もいるかもしれません。

でも僕は思うんです。

日々真面目に取り組んでいくケアリストさんなら、応援こそしても、文句言う事なんてあり得ない、と。

日々真面目にサロンワークに取り組んでいないのに、営業時間中に明らかに友達と思われるモデルを呼んで、タメ口で喋りながらチンタラチンタラカットカラーしている。

しかも、前もって申請が無くスタッフも困惑している、というのはダメですよ。

いうまでもありませんね！

こういうルールは日頃の取り決めが非常に大事。

真面目に取り組んでいるスタッフさんがより働きやすく伸びれるサロンの雰囲気にするのは、店長の仕事。

オーナーは良いって言っているけど、暇な時、練習出来ない空気にしてはいけません(^^)

時間を有効に

いろいろ書きました。

『時間を有効に使うんだよ』

僕が今まで何度言ったかわからないくらい言った言葉です。

でもいくら時間を有効に使おうと思ってもそれには限界があります。

お給料をもらっている以上、サロンワーク業務やサロンで決まっているSNS発信をする事は必要です。

覚えているかはわかりませんが僕は最初にこう言ったんです。

『2年は必至に努力しないといけない』

最近は『緩さ』を前面に打ち出しているサロンもあります。

それが良いのか悪いのかは本人次第。

ただアヤラは、

『本気でスタッフを立派な美容師にしたい』

そう思っています(^^)