GIVE＆TAKE『与える人』

独立美容師奮闘ブログ

アヤラ　小山田絢一

GIVE＆TAKE『与える人』

『ギバー』・『テイカー』・『マッチャー』という言葉を知っていますか？

今日はアダム・グラント著

GIVE＆TAKE『与える人』こそ成功する時代について。。

『ギバー』

惜しみなく与える人であり、そこに損得勘定はない

（厳密には、自己犠牲型のギバーと他者思考型のギバーがいるがここでは割愛）

『テイカー』

自分の利益を優先させる人であり、与えるより受け取る方が多いなら動く

いかに自分が得をするか？を最優先に考える人

『マッチャー』

損得のバランスを考える人であり、相手によって自身のスタンスを変える

与える量と受け取る量が一致するように計算し行動する

皆さんはどれにあたりますか？

それぞれの成果

さて、ここで質問です

ギバー・テイカー・マッチャーの中で最も仕事の成果が良かったのは誰でしょう？

？？？

？？？

？？？

？？？

？？？

？？？

自分の成果だけを考えて行動するテイカー

やってくれるならやってあげよう、という考え方のマッチャー

損得勘定抜きに他人を優先し続けるギバー

正解はギバー

ギバーが最も成果を上げる事ができたのです

一見、損をしそうなギバーが優秀な成果をあげられるのは、

なぜか？

テイカー

自分の成果を優先し、自分の有利になる状況を作り出すので、

短期的には高い成果を出す。

しかし長期的に見た場合、人が離れて徐々に敬遠されていってしまい、

誰からの助けも得られず、仕事のパフォーマンスは下がっていく。。。

マッチャー

自分が手伝ったら相手も手伝う事を期待する、

見返りを求める。

自分に利がある事を選択して行動する、という関わり方なので、

自身のパフォーマンス以上の成果は出ず、チャンスも少ない。

ギバー

限られたパイを奪い合う思考ではなく、パイ全体を拡大する事に重きを置く。

自分がどれだけ多く受け取れるかよりも、

組織全体を大きくする事で結果的に自分自身の成果も大きくなるといった発想。

ですから伸びしろは無限大であり、長期的に最も成果を上げる事ができるのです

与える事を信条としているギバーには、自然と人が集まり、豊かになっていくのです

人がついてくる人とは

一人の力でできる事はたかが知れています

まずは、与えられるのを当たり前と思わず、

自らが与える、という思考に転換する事

与えた人からの感謝が大きければ大きいほど、それは恩返しとなり、

自分のもとに返ってきて、自分を支えてくれる大きな力となります

ギバーには自己犠牲型ギバーと言って、

テイカーに食い物にされてしまう悲惨なギバーもいるので

注意が必要ですが。。。

事実、最も成果を上げたのがギバーだった一方で

最も成果を上げられなかったのもギバーだったのです。。。

でも、僕はシンプルにギバーの考え方がとても好きです！

組織全体を大きくする事で結果的に自分も豊かになっていく。

結果は後からついてくる、の本質かもしれませんね。

事あるごとに、今日書いたような事を伝えてはいますが、

この本質を理解している人は少ないと感じます。

伝えられていない自分の説明力不足((+_+))

お金をもらえるならやる。

手当が出るならやる。

この報酬でこの働きは割に合わないからやらない

この考えも

正論と言えば正論ですが、

正論だけでは人の心は動かせない。

人がついてくる人とは

損得勘定が最初に来ちゃう人ではない、と思うんですよね。

そんなのきれいごとだ！なんて思う人もいるかもしれないですけど

自分はこの考えを大事にしていきたいと思います！