スタッフが辞めたから改善する…ではもう遅い。

独立して6年の美容室経営者が書く

美容師ブログ

先を見るチカラ

先を見るチカラ…

この言葉が意味する事がどれだけ大切か、わかったのはここ数年。

あ、

新店オープンした事による集客のテコ入れに奮闘していて、

しばらくブログ書いてなかったオヤマダです。

努力の甲斐もあってようやく新規様増えてきました。

首の皮一枚繋がった心境です。

顧客ゼロからスタート、そう簡単にはいきませんねぇ。

毎日5.6時間ホットペッパーとにらめっこしてましたよ。

サロンワーク毎日やりながら空き時間をうまく使って。

【何が正解かわからない中で、より多くの反響を期待して更新し続ける】

【情報はスグに古くなるから絶えず新しくアップデートする】

ようやくわかってきました。

【うちが提供できるサービス】と

【お客様が求めているサービス】の

良い感じのバランスが。

料金をあげれば、どんなに素晴らしいサービスも

【あたりまえ】になる。

【お客様が最初の一歩として踏み出して頂けるくらいのご料金で、

できる限りの最高のサービスをする】

このバランスを必死に探しました。

境界線と言ってもいいかもしれませんね。

じっくりと時間をかけられればいいんですけどスピード感も大事。

1日単位で【単価をPV数とご予約数】を比較していじりました。

しばらくは今の状態で様子を見ます。

でも放置ではありません。

【毎日様子を見るんです】

細かい調整をしながら、

ホットペッパーのページをガラリと新しいものに更新していくタイミングが

いつ来てもいい準備をしながら、ね。

先手か後手か？

あ、

今日最初に書こうと思ったのはホットペッパーの事じゃなかった。

ホットペッパーの深堀はまた今度しようかな。

ということで、冒頭にあげた

『先を見るチカラ』についてです。

このチカラ、現代のリーダーにはめちゃくちゃ強く求められる事。

そして、強い組織はリーダーだけでなく、メンバー全員先を見て行動できる人たちで構成されていると言いますからね。

まさに必要不可欠なチカラ、といっていい。

一言で『先を見る』と言っても、未来がわかる人なんていません。

『未来はこうなるだろう』と予測して、最善の行動をとっていく。

こういう事です。

今現在の事、まさに『NOW』しか考えられない人。

恥ずかしながら昔の僕の事。

だと、経営も不安定。

毎日心配で仕方ない。

その時起こったことに対して対応していくだけだから。

スタイリストにだって言える事。

売上がなかなか上がらない…なんていう人は先をみれていないんじゃない？

あるコラムにこんな事が書いてありました。

【スタッフが辞めたから労務改善をする】

【売上げがさがったから単価アップをし始める】

この場合、行動の起点は【過去の問題】にあるのです。

過去の問題は素早く対処しなければなりません。

しかし、よほどの変化を起こさない限り、元の状態に戻すのが精いっぱいです。

同感。

起こったことに後手後手で対応していてはもう遅いのです。

何にもやらないよりは全然いいけどね。

【スタッフが辞めたから労務改善をする】

ではなく

【スタッフが辞めない（辞めにくい）よう労務改善をし続ける】

（これも何が今、求められているかしっかりと考える）

【売上げがさがったから単価アップをし始める】

ではもう遅いのはスグにわかりますよね。

下がってからあげるのは大変なんです。

打てる手も少なくなってくる。

だから下がる前に行動する。

行動の起点が【現在の課題】にある場合、改善の行動が生まれる。

現在の課題に対し、次なる改善行動を見つける。

PDCAをまわすんです。

未来を予測し、今のうちにどんな手を打つかを考え、先手先手に行動を起こす。

これが生き残るためには必須だと考えています。

この先の5年

消費税は10％になるでしょう。

東京オリンピックがありますね。

若い働き手はさらに減ります。

そんな時代を生き抜くため、僕たちは今何をしなければいけないか。

5年なんてあっという間です。

あと30年50年と続けたいんだから5年なんて短期計画みたいなものです。

目の前の現状を更によくできるか、

衰退の道を歩むかも、

今現在の自分次第。

僕は動きます。

やれるだけのことやる。

ところで…

【先を見るチカラ】どうやって養えばいいんだろ？

…学ぼう。