300万円プレイヤーはいらない。100万円プレイヤーを3人育てろ！

独立して美容室経営者になった

美容師が書く経営ブログ

ここ数日で急に暖かい日が増えた気がするのは僕だけでしょうか？

時間帯によってはもう半袖でもOKだと思ってます。

一度汗かきだすと止まらなくなっちゃう。

さて、

そんな春の陽気の中、

毎年恒例の美容学校ご挨拶に行ってきました。

基本的に回れるところ全部行くんですけど

まずは最も力を入れている千葉県内の学校から。

朝8時半に家を出て

10時に東洋理容美容専門学校へ。

その後

ジェイヘアメイク専門学校へお邪魔し、

次に幕張本郷の千葉美容専門学校へ。

そしてラストは船橋の

ユニバーサルビューティーカレッジ。

西千葉➡千葉➡幕張本郷➡船橋という美容学校ご挨拶DAYでした。

ちょっと無理しちゃったかなーと

一瞬よぎりました。

…が、

最終的には狙い通り5分前に到着し時間に遅れる事もなく、

理想的な時間の使い方ができたなとー、

自己満足しています。

やっぱ時間は無駄にはしたくない。

一応休みの日だからね。

先生方もお忙しいなかお話しありがとうございましたー！

先生方と話して感じた事

今の学生さんの様子を先生方と話していると

ある共通点が浮かんできました。

言い方は違えど、

本質は同じだなぁ、

と僕は感じ取りました。

ここ数年の傾向としては…

どんなに厳しい環境でも

バリバリは働いて結果出して

有名になりたいぜーー！

…

…

っていう人ももちろんいますが、

やっぱり、

【人間関係最強説】

が、更に色濃く出ていると。

求人票を見れば待遇はわかります。

どこのサロンもこぞって待遇を良くしようと頑張っています。

もちろんそこも大事。

そこ第一優先の学生さんももちろんいます。

しかし、

人間関係は求人票からは見えて来ないですからねー。

パンフレットだっておまけ程度…

いくら文章で

『うちのサロンは仲が良いよー！』

と書き連ねようと、心に響かせるには足りないでしょう。

だからこそのサロン見学。

学校側は必ず見学や実習を勧めてきます。

サロン見学に行きたいな、

と思わせるくらいのある程度の待遇は必要ですが、

あくまでキッカケ。

勝負はサロン見学です。

『サロン見学は多いんだけど、

そこからなかなか面接まで希望があがらない…』

と言うサロンがあったら

店舗の雰囲気を今一度見直す必要があるかもしれません。

弊社もですが。

300万プレイヤーはいらない

あ、そうそう。

先生とこんな話になりました。

先生

私も若い頃は店長とかやったりしてサロンのNo.1だったんですよ。

それで、

店舗の事はもちろん会社の事やオーナーの考えだってなんでもわかっているつもりでした。

でも、

ある時任されたメンバーが頼りないスタッフばかりだったんですね。

だからオーナーに、

「このスタッフだと目標達成は難しいです。」って言ったんです

そしたらオーナーに

『俺はお前1人が300万プレイヤーになっても少しも嬉しくない。』

『それよりも100万円プレイヤーを3人育ててくれたとしたら店長としてお前を評価する。』

『お前の言う【頼りないメンバー】を育てて結果を出すのがお前の役割だって気付けよ！』

『いつでもオールスターメンバーばかりが揃うわけないだろ！』

って激怒されましてね。

自分が自分の事しか考えてないって気づいたんですよ。

これからの新卒生達はもっとデリケートだからうまく育てて欲しいですね。

オヤマダ

『なるほど。』

『そして今の学生達は自分が納得した事に対しては凄い結果を出す。』

『上司が部下を自分の売り上げを上げる為にいる存在、なんて思っていたらすぐに見透かされそうですね。』

『やはり、私達次第ですね。』

300万円プレイヤーはいらない。

100万円プレイヤーを3人育てろ。

オーナーになってこの言葉の意味が深く深くわかります。

逆にならないとわからないのかもしれません。

個人売り上げは高いに越した事はないですよ。

それだけの実力があるって事ですから。

練習を教えるにしても売り上げ全然ないスタイリストから教わるよりも、

たくさんのお客様を持っているスタイリストから教わりたいなーと思いますもん。

でも、

そこからワンステージあげたいとしたら話は別。

って事なんでしょうね。

技術売り上げのみをベースにした給料体系から、

チーム（店舗売り上げ）を伸ばした事による評価制度を

より濃く取り入れていく必要もありそうですね。

そこらへんはまた

タイミングを見てブログにしますねー！