考えよう…変わらないとお客様は減っていく・

独立して6年の美容室経営者が書く

美容師ブログ

この間お酒を買いに行った。

駅前のスーパーに。

僕はレモンサワーが好きなので、焼酎でも買って自分で割って飲もうかなと。

お酒好きな人ならわかると思うけど、

焼酎のサイズは様々。

少量サイズから特大サイズまである。

その中でも特大サイズは4L。

コレはデカい。

そして重い。

2Lのペットボトル2本分の容量なんだから当然だ。

でも、お得なので迷いなくこれに決めてレジへ。

焼酎の銘柄にはそこまでこだわらないタイプである。

レジは空いていた。

買ったのはこの特大4Lサイズの焼酎1本。

歩きなので少し重いかな、と思ったが何とかなるだろう。

そんなことを思いながらお会計。

店員さん

〇〇〇〇円ですー。

店員さん

袋にお入れしますかー？

袋に入れる……

袋に…

袋…

…

…

…

…

…

入れるにきまってんじゃーーーん！！

おやまだ

え？？あ、はい、お願いします。

だって4Lだよ？

袋いりますか？って普通聞く？

酒販売店なんだから丈夫な袋も当然あるでしょ？

それに入れてよーー。

ecoバックとか持ってないよ？

もしかして持ってるように見えた？

まさかねー。

もしかしてこの4Lサイズには一応持ち手がついているからトイレットペーパーみたいにシールでいいと思った？

でもさ、このデカい焼酎持って駅前の人通り歩いて家に帰るのちょっとヤだよね。

どんだけ酒飲みかと思われる。

まぁ事実だけど。

もしかしたらマニュアルでは購入商品が1品の時は袋の有無を聞く、とかなってるのかもしれないけどさ。

ここはマニュアルじゃないでしょー。

考えようよー。

袋に入れてよー。

ね、おそらく30代の店員さん！

考えない接客はダメ！

焼酎のくだりは良い例えかなーと思って使いましたが、実際そんなに気にしてないス。

別に手に持って帰っても全然平気！

結局ちゃんと丈夫な袋に入れてもらいましたが。

本当に伝えたいのは、

接客業とは観察し考える事である

という事。

どんなお客様にも一律のサービスを提供する事も大事だが、

うちが目指しているのはそれではない。

お客さまの様子を観察する。

話し方や声のトーンで、

急いでいるのか、ゆっくりしたいのか、せっかちなのかがわかる。

持ち物を観察すればこれからどこかへ行くのか、又は行った帰りなのか、ふらっと来店されたのか。

会話のきっかけや好みを知る事につながる。

まぁ、今あげたことはほんの一例だから参考程度にしてほしいんだけど、

マニュアルのように同じことの繰り返しをしているようでは、

お客様のハートはつかめないぜ！！！

これ以上お客様は増えないぜ！

イヤ、変わらないと減っていくぜ…

今、求められているレベルって本当に高くなっていると思うよ。

1人1人のお客様のライフスタイルに寄り添った提案をしないとねっ！

こういうのはマニュアルじゃどうしようもないんだよな～。