ライザップ流、結果にコミットし続けると美容業界は…

独立して7年の美容室経営者が書く　

美容師ブログ

結果にコミットする。

タレントを起用した

このCM。

一度見たら忘れられないほどのインパクトを持ち、

その宣伝効果は絶大だと言われている。

年間広告費は2016年度で92億円。

年間売上が554億円の時にだ。

その比率16.6%。

月商450万円の売上の美容室が

ホットペッパーのプラチナLLの掲載をしているのとほぼ同じ。

結構な高い広告宣伝費だ。

ライザップグループ。

湘南ベルマーレ、ジーンズメイト、ぱど。

2018年現在では50社と

M&Aを繰り返し

今や、1362億円の大企業に成長させた

創業社長はわずか40歳。

普通はスゴイね〜

で終わってしまいそうなものだが、

僕は美容室という業態は

【ライザップ流】

が通用する業態だと思っている。

ジムのトレーナーが毎食事にコメントしてまで、

責任を持って管理してくれるやり方が成功するなんて誰が思った？

トレーナーが結果を出すことに責任を持つ

【結果にコミットする】

という姿勢だからこそ、

食事のアドバイスも本気になる。

美容室だって同じだ。

サロンに来店した時だけいいヘアスタイル。

これをお客様は心から望んでいるだろうか？

よく言われる事かもしれないが、

【ご自宅での再現性にまでしっかり責任を持つ】

これを究極に追求すれば

美容室の新しいカタチができると思っている。

ポイントは

【究極に追求し続けること】

ライザップはそれができている。

だから売れた。

ライザップほど究極に追求し続けて、

アフターフォローまで口を出す美容室、美容師はどれだけいるだろうか？

ほとんどはサロンで説明のみ。

やっているところで

アフターフォローカードを記入して手渡しする。

せいぜいこれくらい。

毎日フォローする人なんて僕の周りには誰一人いない。

そこまでしなくてもいい、ウザい、とか判断するのはお客様の方。

僕ら美容師が決める事ではない。

やって欲しくない人は最初から高いお金払ってアフターフォロー抜群のサロンに行ったりしないから。

でも、そこまで究極にやってほしいという需要もゼロではないと思っている。

だからこそ、

誰もやらない、

誰もができない、

無理でしょ、

と思っているからこそ、

そういうサロンができたら強いだろうな、と思っている。

そのためには、

美容室の概念を超えた、高価格設定にしなければいけない、

という大きな問題が立ちふさがっているけれどね…

ライザップだってもともと高すぎる！

と言われていた。

たった2ヶ月で30から40万はかかる。

普通のジムなら月1万円程度なのに。

でもライザップは売れた。

本当に素晴らしいビジネスモデルは

受け入れられる。

価格競争は身も心も擦り減る。

美容業界も今のカタチから

脱却する時。

結果にコミット（結果を出す事を約束）

しよう！